埼玉県にある不登校・引きこもり対応が可能なフリースクール情報です。
エリア:埼玉県 |
東京のベットタウンとして発展してきた埼玉県は、全国で2番目のスピードで高齢化が進むと考えられています。埼玉県の見通しによると2025年までに埼玉県内の高齢者人口が約51万人増加する見込みです。ただ都心の一極集中もあり、都心部への大学進学や就職をきっかけに北海道や東北地方、中部地方などから10代後半から20代前半の若者が毎年のように埼玉県へ引っ越しをしてきます。また、30代から40代の子育て世代も結婚やマイホーム購入などをきっかけに埼玉県へ引っ越しをする家庭も多い地域です。
埼玉県の小学校数:817校
埼玉県の中学校数:446校
埼玉県の高校数(全日制・定時制):194校
(平成30年時点)
埼玉県の小学校児童数:372,763人
特別支援学級児童数(小学生):6,066人
埼玉県の中学校生徒数:186,891人
特別支援学級生徒数(中学生):2,618人
埼玉県の高等学校生徒数(全日制・定時制):175,655人
(平成30年時点)
JRや私鉄の公共交通のアクセスも良く都心の新宿や池袋、上野への直通電車が多数通っており通勤や通学に便利な事からファミリー層を中心に住宅地としての人気が常に高い地域です。全国的な少子化もあり埼玉県でも小学生児童数や中学生生徒数は減少傾向にありますが、地方に比べて穏やかに減少しています。小学校の廃止も平成30年までの過去5年間で3校のみの減少となっています。では、埼玉県は子育て環境として良いのか悪いのか?埼玉県の子育て事情について見ていきたいと思います。
埼玉県の三世代同居率は低い(全国37位)
日本全体で見れば、核家族化や、大学進学率の増加、都市部への人口一極集中が続く事による単身世帯の増加もあり、三世代同居率は低くなっています。埼玉県は10代後半から20代の単身世帯も多く三世代同居率は人口100人あたり9.41人(平成27年国勢調査より)と非常に低い県となっています。関東地域で見ると東京都が最も三世代同居率が低く全国で最下位で神奈川県が44位、隣の千葉県は33位と東京に隣接する県の三世代同居率は低い傾向にあります。なお、同じ関東でも栃木県(14位)や茨城県(17位)は三世代同居率が高い県です。
三世代同居の最大のメリットは、子育てにおける家族の支援です。特に子供が不登校や引きこもりになった時に、学校や行政の支援は限定的です。ただでさえ埼玉県でも共働き世帯が増加しており、学校に行かずに不登校の子供が自宅で一人だけで過ごす事も多くなってしまいます。祖母や祖父と暮らさない母子家庭や父子家庭の場合は尚更不登校の子供が日中一人で過ごす事になるでしょう。こうなると、不登校や引きこもりの子供がゲームやSNSなどに依存してしまう傾向が強くなります。
埼玉県の子育て環境
埼玉県でも共働き世帯が増加(46.5%)しており、2世帯のうち1世帯は共働き世帯という事になります。子供が突然不登校や引きこもりになったとしても、共働き世帯の場合、なかなか仕事も休めない状況になり、三世代同居率も低い事から、不登校や引きこもりの子供が日中に一人で家にいる事が多くなります。不登校になり、自信を無くし不安をかかえる子供を孤立させる事はできるだけ避けるべきです。日頃家庭でも意識しながら、子供の自己肯定感を高める家庭環境を作り上げていく事も重要です。
全国的に子供の運動能力の低下が指摘されていますが(関連記事:子供の体力が落ちた!スポーツが子育てに必要な理由)埼玉県の公園整備面積は全国5位(5,006ha 平成28年度末現在)と外で親子が楽しめ、活発に運動できる場が多い事も事実です。
埼玉県の自然や住んでる地域のコミュニティも活用し成長期の子供に沢山の経験をさせてあげる事が重要です。このように埼玉県は、比較的子育て環境に恵まれている県と言って良いのではないでしょうか。
埼玉県の不登校は増えている
埼玉県で不登校の子供は増加傾向にあります。全国的にも小中学生の不登校は14万4031人(2017年度)と増えており、埼玉県の公立小学校でも5年前の1.5倍の1,368人(平成29年度)の児童が不登校に、中学校では5年前の1.16倍の5,138人が不登校になっています。不登校となる要因は様々ですが、子供自身の不安な気持ちや無気力感が多くを占めるのは事実です。
関連記事:不登校やひきこもりは他人事じゃない!中学生の10人に1人が学校に行きたくない
埼玉県の不登校児童・生徒数(公立)
不登校児童数(小学校):1,368人(前年度は1,073人)
不登校生徒数(中学校):5,138人(前年度は4,617人)
不登校生徒数(高校・全日制):1,389人(前年度は1,213人)
※平成29年度 埼玉県教育委員会より
埼玉県で不登校・引きこもりを相談
不登校や引きこもりは、子供自身が自信を失っている状況に変わりありません。家族や地域の人との会話(コミュニケーション)が大切です。勿論、都心部にはない埼玉の自然などを通じた体験を積極的に子供に与える事も重要です。その中で、フリースクールも一つの選択肢です。埼玉県には下記のフリースクールがあります。保護者が一人で悩んでいても何の解決にもなりません。気になったフリースクールがあれば問い合わせしてみるだけでも良いでしょう。
ココロスイッチでは無料のメール相談も行っています。子供本人から保護者の方まで、それぞれの悩みの相談があります。もし、仕事が忙しく行政機関に相談に行く時間が無かったり、フリースクールに相談するのもハードルが高いと感じているなら、ボランティアスタッフが運営するココロスイッチの無料のメール相談をお気軽にご利用下さい。
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