岩手県にある不登校・引きこもり対応が可能なフリースクール情報です。
エリア:岩手県 |
日本の都道府県で北海道に次ぐ2番目に大きな面積の岩手県。四国とほぼ一緒(少し小さい)と言えば岩手県の大きさが想像できるかもしれません。岩手県の教育や子育てに目を向けると、少子化により公立小中学校の統廃合が進んでいます。平成30年度には岩手町立久保小学校など県内5小学校が廃止、奥州市立田原中学校など県内2中学校が廃止となっています。
岩手県の公立小学校数:309校
岩手県の公立中学校数:106校
(令和元年時点)
小中高の学校教育を受ける岩手県の子供の人口に目を向けると、5歳~19歳の人数が約15万2千人となっています。
岩手県の5歳~9歳の人数:45,730人
岩手県の10歳~14歳の人数:50,687人
岩手県の15歳~19歳の人数:55,872人
(令和元年時点)
岩手県の人口は令和元年時点で約122万人ですが、死亡数が子供の出生数を上回る人口の自然減が続いており2040年には約93万人まで減少する事が見込まれています。そのため今後も小中学校の廃止・統合が進むものと予想されます。では、岩手県は子育て環境が悪い地域なのでしょうか?そんな事はありません。自然豊かな岩手県の子育て事情について見ていきたいと思います。
三世代同居率が高い岩手県(全国6位)
日本全体で見れば、核家族化や、大学進学率の増加、都市部への人口一極集中が続く事による単身世帯の増加もあり、三世代同居率は低くなっています。しかし岩手県の三世代同居率は人口100人あたり24.29人(平成27年国勢調査より)となっており、都道府県別にみると三世代同居率が6番目に高い県となっています。(1位は山形県で、最も低いのは東京都)
三世代同居の最大のメリットは、子育てにおける家族の支援です。特に子供が不登校や引きこもりになった時に、学校や行政の支援は限定的です。ただでさえ岩手県でも共働き世帯が増加しており、学校に行かずに不登校の子供が自宅で一人だけで過ごす事も多くなってしまいます。祖母や祖父と暮らさない母子家庭や父子家庭の場合は尚更不登校の子供が日中一人で過ごす事になるでしょう。こうなると、不登校や引きこもりの子供がゲームやSNSなどに依存してしまう傾向が強くなります。
岩手県の子育て環境
不登校や引きこもりの状態で、子供を孤立させる事は避けるべきです。その点では三世代同居率が高く、平泉などの歴史遺産、石川啄木や宮沢賢治などの文学、安比高原や奥中山高原などのスキー場や登山もできる山々や三陸海岸など自然にも恵まれています。それぞれの家庭環境によりますが岩手県は、ゲームやSNS依存を避けられる、比較的子育て環境に恵まれている県と言って良いのではないでしょうか。
岩手県で不登校・引きこもりを相談
不登校や引きこもりは、子供自身が自信を失っている状況に変わりありません。家族や地域の人との会話(コミュニケーション)が大切です。勿論、岩手の自然などを通じた体験を積極的に子供に与える事も重要です。その中で、フリースクールも一つの選択肢です。岩手県には下記のフリースクールがあります。保護者が一人で悩んでいても何の解決にもなりません。気になったフリースクールがあれば問い合わせしてみるだけでも良いでしょう。
ココロスイッチでは無料のメール相談も行っています。子供本人から保護者の方まで、それぞれの悩みの相談があります。もし、仕事が忙しく行政機関に相談に行く時間が無かったり、フリースクールに相談するのもハードルが高いと感じているなら、ボランティアスタッフが運営するココロスイッチの無料のメール相談をお気軽にご利用下さい。
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