いずみ高等学校所在地:〒338-0007 埼玉県さいたま市中央区円阿弥7-4-1 |
中学生の子供が不登校や引きこもりになった場合、保護者の方が真っ先に気になるのが将来の高校受験の事ではないでしょうか?高校入試では学力検査のほか、調査書による評価(配点)を行います。
高校受験の調査書とは
調査書とは内申点や内申書とも言われるものです。実力によって配点されるものが学力検査だとすれば、調査書(内申点)は、中学校生活の本人の日々の積み重ねや、やる気といった部分が配点されるものです。
出席日数と内申点
不登校にった場合、出席日数を気にする事も多いと思います。出席日数も当然ながら評価に影響します。
・出席日数
・生徒会や委員会などの活動
・部活動
・英検や漢検などの各種検定
など
令和2年度 いずみ高等学校 選抜基準
埼玉県教育委員会の発表データ(選抜基準)を当サイトでまとめた物です。
各自の責任でご利用下さい。
さいたま市のフリースクールは出席扱い?
増え続ける不登校の子供への教育機会の確保について、2016年に教育機会確保法ができてからフリースクールや適応指導教室、夜間中学校など、学校以外の学びの場における子供への支援が重要視されるようになりました。フリースクールに通っている子供でも在籍する学校長の判断で出席扱いにできる事になっています。
学校に通う事が原則としつつも、休養が必要な子どもには学校に通う事を無理強いはせず学外で適切に学習している不登校生も評価できるような方向に向かっています。
いずみ高等学校 全日制(生物系・環境系共通)選抜基準
選抜の基本方針
(1)第1次選抜において、学力検査と調査書の記録は大きな差を設けずに選抜する。
(2)調査書の「特別活動等の記録」・「その他の項目」の内容を重視して評価する。
(3)面接を実施して、関心・意欲・態度を評価する。
選抜資料
○学力検査の扱い[500点]
○調査書の扱い[合計300点]
学習の記録の得点 1年:2年:3年=(1:1:2)(180点)
特別活動等の記録の得点(90点)
その他の項目の得点(30点)
○その他の資料 面接[100点]
一般募集
●第1次選抜(80%を入学許可候補者とする)
①学力検査 | 500点 |
---|---|
②調査書 | 500点 |
③面 接 | 100点 |
④合 計 | 1100点 |
●第2次選抜(20%を入学許可候補者とする)
⑤学力検査 | 500点 |
---|---|
⑥調査書 | 315点 |
⑦面 接 | 100点 |
⑧合 計 | 915点 |
調査書の扱いの詳細
【特別活動等の記録の得点(90点)】
○生徒会・学級活動 ※例えば、以下の内容について得点を与える。
・学級活動:委員長・副委員長
・生徒会活動:会長、副会長、書記、会計、委員長、副委員長
・学校行事の役職:委員長、副委員長
・学校行事の実績:マラソン大会上位入賞、美術展・書き初め展・硬筆展の郡市展以上で入賞、その他のコンクール等で郡市大会以上に入選・入賞
○部活動 ※例えば、以下の内容について得点を与える。
・役職:部長、副部長
・実績 運動部:関東大会以上に出場、県大会8位入賞、県大会出場、郡市大会以上で入賞
文化部:関東大会以上に出場、県大会出場、郡市大会以上で入選
・調査書の「5その他」欄に記載された活動のうち、運動部・文化部に準じて評価できるもの
【その他の項目の得点(30点)】
○総合的な学習の時間の記録:特に顕著な内容の場合に得点を与える。
○資格取得 ※例えば、以下の資格を取得している場合に得点を与える。
・英語検定4級以上、漢字検定4級以上、数学検定4級以上、パソコン検定(P検)4級以上、武道初段以上、珠算3級以上など
○その他
・その他の顕著な活動の場合に得点を与える。
・出席状況が特に良好な場合は得点を与える。
第2志望
生物系と環境系の間で、相互に第2志望を認める。
その他
なし