不登校や引きこもりなどは、最近メジャーな社会問題となっていますが
自分も高校生時代に不登校になったことがあります。
その原因としては、とある難病に掛かってしまって
入院が長引いてしまい、そこから段々と学校に行けなくなったんです。
退院後は体格なども変わってしまい
精神的にも落ち込んでしまったので休みがちになり
それで一時期不登校になりました。
やっぱり病気ということがわかると
入院生活が長くなった事もあり
気力というか、何事にもヤル気が無くなって
周囲の元気な高校生が羨ましくなってしまったり
何か自分が変な存在として見られているような
ネガティブな心持ちになり退院後も高校や教室に
行くのが怖くなってしまいました。
一応、病気ということもあり
高校の先生などは理解を示してくれてはいたのですが
高校は義務教育ではないので、あまり休むと進級ができなくなる
そんなプレッシャーもあって「もう無理だろ」とネガティブモード全開で
学校に行く気分では無くなっていたんですね。
当時は高校2年生であり
時代としては自分専用のパソコンも無く
スマホでネットを見て暇つぶしする事もできないので
ひたすら家ではゲームをするかテレビを見たりしていました。
受験勉強なども考えるべきだったのですが
高校にすらまともに通えてないのに
大学とか行けないのではと感じていました。
そんなつまらない毎日ですから
テレビを見てもあまり面白くなかったのを覚えています。
その時に親に言われて見ていたのが放送大学でした。
元々学問自体は好きだったので印象に残っています。
大学の授業ってこんな感じなのかなぁと想像したり
中学・高校にあるような科目ではない色々なジャンルの授業があって
大学っていいなぁと感じはじめていました。
将来的なことも不登校の時に色々と考えていたのですが
不登校のきっかけは病気という事もあって
大学では、その関係の勉強ができたら良いのかなぁと
ぼんやりとは考えていました。
放送大学でも福祉や病気などの授業があったのですが
弱い人のための学問などに心惹かれるものがありました。
大学に行くためにはまず高校卒業だなと思いはじめ
それで保健室登校から慣らしてみることにしたんです。
保健室の先生は色々な相談に乗ってくれましたし
特にスマホも無い時代だったので
リアルに相談ができる先生で助かりました。
なんとか留年せずに高校3年に進級してから
大学は受けるだけでもしてみようと思い
それで徐々に授業に出始めました。
この頃だと周りの生徒も大学受験で手一杯で
自分のことなど眼中にないような感じで
自分自身も周りを気にする事もなくなりました。
大学に関しては結局は一浪をしましたが
無事に通えまして現在は病気と折を付けて働いています。
あまり参考にならないかもしれませんが
最近だとネット上で色々な勉強を学校に行かずにできますし
自分の場合は、保健室の先生と放送大学でしたが、
必ず力になってくれる人が探せば周りにいると思います。
困ったら色々な方に相談して、手を借りてみるのが良いと思います。
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